2013年6月10日月曜日

前向き思考について

人生良いことしか起こらない皆さん、バカヤロウ。
人生に悪いことも起こってる皆さん、こんにちは。
マジシャンの雷人(ライト)です。

自己啓発やビジネス系セミナーによるある風景。

「ボクの人生いいことしか起こりません! 最高の人と最高の出会いしてます! だから今スゴく超ハッピーです! イエーイ!」

うるせえバカ。気持ち悪いから近寄るんじゃねぇ。

前向き思考はいいことであると思うのだが、最近までこの気持ち悪さの正体がわからなかった。
要は「光あるところには影がある」ってことだと最近わかったのだ。

どんなにいいことも別の面から見ると悪いことが必ずある。
また成功とは誰かの失敗の上に成り立っている。
バカがハッピーハッピーと騒いでいる影で、孤独や飢えに苦しんでいる人がいる。これはいいすぎかもしれないけど。

本当に前向きな人っていうのはちゃんとこの影の面もしっかりと見ている。そういう人は前出のバカとは違って、非常に重みのある言葉を吐く。

逆に言うと、影のあるところには必ず光がどこかにある。

なんでこんなことをつらつらと書いてるかというと、仕事の依頼が同日に偏りすぎたからなのだ。
「他の日にしてくれれば良いのに〜」と嘆くこともできるが、こいつは来るべき大ホームランを打つための素振りなのだ。ここで空振りするからこそ、次はもっといい球がくる。

そう考えなきゃやってられない、っていうのもあるけど、人生は考えた通りになることもあるから面白い。