2013年4月12日金曜日

成功法より正攻法

毎日テレビ漬けの皆様、こんにちは。
「テレビは洗脳機械だ」という記事を読んでから、テレビやネットを極力見ないようにしていたら、すっかり世の中のニュースに疎くなり、北朝鮮のミサイル騒動や鳥インフルエンザのこともまったく知らなかった、マジシャンの雷人(ライト)です。
何事もほどほどが一番ですな。

さて、今年になってからパフォーマンス以外の仕事として、企業や団体の研修をやらせて頂いております。
マジックや催眠術のテクニックを使い、社内あるいは取引先とのコミュニケーションに活かして頂くというものです。
お陰さまで開催者様からは「久しぶりに受講者がメモを真剣に取ってる姿を見た」という声を頂いたり、受講者様からは「使えるかどうかわからないけど、すごく楽しかった」というご感想を頂いたり(いや、使えるんだってば!)、ご好評頂いております。

ここでその一端をご紹介すると、雷人式コミュニケーションは「暗示」というものを非常に重視しております。

例えは今ネットに溢れ帰っている「成功法則」。Facebookを開けば「これを受ければあなたの年収も○○○円! 成功者の仲間入り!」というビジネスビジネス系セミナーのおしらせで溢れかえっています。そんなセミナーを受けたら、日本経済がハイパーインフレで破綻しそうなくらい、大金持ちがたくさん出てくると思うのですが、現実はそうではありません。

なぜなら、この「成功法」という言葉には実はとんでもないマイナス暗示が隠されているのですが、みなさんわかるでしょうか?








「成功法」という言葉に隠されているのは、

・今、あなたは成功者ではない
・この方法をやらなければ成功しない
・何か特別なことをしなければ成功できない
・成功とは特別な状態である

といった暗示であります。
結果、この手のセミナーを受ければ受けるほど成功から遠ざかる、いわゆる「セミナーおたく」といった人々が出てくるのです。

もちろんこの手のセミナーが役に立たない訳ではありません。
しかしながら役に立てられるのは、「セミナーの内容」<「自分の経験」と出来る人、別の言葉でいうなら、「一を聞き、十を知る人」だけであると思います。
結局他人から成功法を求めるより、自分の中に「正攻法」を見つけるより他にないのではないでしょうか?

ちなみに私の研修では、こういったお話の他に、実際に仕事やプライベートでどういう暗示を使えばいいのか、ということもご教示しております。
もちろん、こんなこと知らなくても、成功しようと思えば成功するんですけどね。

「成功したい」っていうよりは「面白そう」って思ったり、好奇心持って下さった方に楽しんで頂きたいので、そういう方はご検討してみて下さい。